10/2015 ダイビングログ

10/17 ニシエヒガシエ

テトラリア・キンクティペス

いつも潜っていただける地元のリピーターさんと一緒に海で2ダイブ。まずは西の海に。予想以上にうねりはあったものの、満潮時ということもあり、潜水可能と判断しダイビング。深場から浅場までいろいろチェック。

ウミシダには大きなリュウキュウウミシダエビらしきやつが。ウミシダの色がきれいなので、きれいな写真になりやすいシチュエーションですよね。あとはウミシダの腕を画面にどのように入れ込むか……などでセンスが問われますな。

リュウキュウウミシダエビかな

リュウキュウウミシダエビかな

穴の中には大きなウミガメが休んでいました。

穴の中でお休みしていたウミガメ

穴の中でお休みしていたウミガメ

こいつはナニモノだろうか?

なんですか? これ・・・

なんですか? これ・・・

テトラリア・キンクティペスというサンゴの隙間に潜んでいるカニです。カニには見えないよね。ホラー映画のワンシーンみたい……。

テトラリア・キンクティペス

テトラリア・キンクティペス

こ、こいつは大きいっ!! アザミサンゴカクレエビですが、こうまで大きいと模様もよく見える。けっこう複雑な模様を施しておられたんですね。

アザミサンゴカクレエビ

アザミサンゴカクレエビ

エキジット時には大きなうねりがザブーンと押し寄せるので、半ばサーフィン状態で帰ってきます。サーフでお客様も隠れちゃうほど。

うねりの下をかいくぐってエキジット

うねりの下をかいくぐってエキジット

水面に顔を出すと、けっこうな高さの波で怖くなっちゃう場合もあるのですが、水中から見ていると、砕ける波は美しくって、個人的には大好き。いつかもっと上手に撮ってあげたいな~。

うねり・ザブーン

うねり・ザブーン

で、潮が引いてくるので、ヒガシヘ移動。濁っていたけれど、見える範囲をゆっくりダイビング。カイカムリの仲間がいました。

カイカムリの仲間

カイカムリの仲間

東に来たら、やっぱ探してしまう、ウミウシを。リュウモンイロウミウシの幼い子に出会いました。

リュウモンイロウミウシ

リュウモンイロウミウシ

タスジイロウミウシはバックライトで撮影しました。

タスジミドリガイ

タスジミドリガイ

この前もいたチョウチョウコショウダイ。大きくなってしまっているけれど、見る分にはこれくらいのサイズの方が見やすいしね。

チョウチョウコショウダイyg

チョウチョウコショウダイyg

ここでの定番。マダライロウミウシ。電車ごっこしている場面に出会うことも頻繁です。

マダライロウミウシ

マダライロウミウシ

よく似たところで、ヒョウモンウミウシ。背中の青紫の染みが輪っかになっているのがヒョウモンです。

ヒョウモンウミウシ

ヒョウモンウミウシ

見るとドラゴンスープレックスを思い出してしまうのは私だけだろうか? フジナミウミウシ。フジナミウミウシがいるのなら、チョウシュウウミウシもいると楽しいのだが、チョウシュウウミウシはいない。

フジナミウミウシ

フジナミウミウシ

こちらも幼子。クロモドーリス・プレキオーサという学名でずっと呼ばれてきたのだが、このたび新しい図鑑の発刊にちなみ改名されたようです。新しい学名はゴニオブランクス・プレキオースス。なんでも新しいゴニオプランクス属という属ができたようです。和名はまだありません。

クロモドーリス・プレキオーサ改めゴニオブランクス・プレキオースス

クロモドーリス・プレキオーサ改めゴニオブランクス・プレキオースス

そして、ウミウシが少ないとされているこの10月にもたくさん見ることができるケラマミノウミウシです。普通種はなに? と聞かれれば、まずこのウミウシを挙げよう……というぐらいの普通種。今日も普通種に普通に出会えてよかった。

ケラマミノウミウシ

ケラマミノウミウシ

普通種には普通に出会いたい。なにかの環境が変われば、普通のことが普通ではなくなってしまうこともあるでしょう。普通種に出会えることで確認できることも多々ありますよね。変わらずそこにいてほしい。

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