久しぶりに会うリピーターさんが潜りにきてくれました。あ、でも、去年も潜りに来ていただいているので、久しぶりという言葉は正確ではない。私がモルディブで働いていた当時からのお付き合いなので、もう20数年のお付き合い。長らく一緒に潜っていただいて感謝でございます。
今日は2ダイブ。1本目はイージーエントリーなビーチダイブへ。だって、6.5ミリスキンウエットスーツの試着ダイブだったからです。ウエイトの点検などして、のんびり潜ってきました。
浅瀬のマツバギンポ、ハダカコケギンポなどで十分に遊べます。
ウミウシも少しですが、出てきました。ナギサノツユspは青い点々がビビッドで美しかったです。
やはり、いると目立ってしまう。この容姿は隠れようがない。ミドリフリソデミドリガイ。
そして、浅瀬といえば……って感じのギンポ、カエルウオ攻め。ひとつの魚を数枚撮影したら、はい、それで終わり~って感じではなく、背景を変えたり、下から見上げてみたり、撮影モードを変えてみたり、いろいろ、いろいろ試行錯誤を繰り返し楽しみましょう。
逃げない個体に出会えたら、寄って、寄って、いろんなフィルターを試せるのもオリンパスTG4のすばらしいところ。TG2,3,4のみなさん、どんどん遊びましょう。遊び方がわからない方は、ぜひぜひスピッツまで遊びにきてくださいね。一生懸命教えさせていただきます。
アイドルは多い。モンツキカエルウオだって、見られちゃいます。
やっぱり寄らないと話しにならない。
今の季節、いたるところで婚姻色バリバリです。
異性にアピールするジャンプも高いです。高すぎます!! カメラで追えません。高い、速い、遊泳コース予測不可!! 撮りにくいことこの上なし。
止まったときがチャンス。でも、ヒレは開かない……。
そんな婚姻色全開の個体とは少し離れた場所に、ホホグロギンポたちの集まる村がありました。
奥の穴ぐらには3個体が集っていました。
手前に出ていた、ひときわ体格の大きな個体。君を村長さんに勝手に任命。
村長さんの招集コールに全員集合~。
ケンカまで始まったりしましたが、
最後はみんなばらばらに……、村長さんだけが居残って、アピールしていましたが、どこの誰に対してのアピールかは皆目検討がつきません。
そして、モンツキカエルウオと並ぶ浅瀬のギンポ界アイドル、2トップの一角。ロウソクギンポです。
なんてったって、ピンクの眉毛がかわいいです。
もちろん婚姻色だって出ます。
寄って撮れなかったけれど、ペアになっていたロウソクギンポたちです。
ヒレナガカエルウオだって、婚姻色です。
そして、なんか、背びれの色が色気づいているテンクロ君だな~と思っていたこの個体。
おぅ!! 背びれってあんな色してるのか? それともこれが婚姻色?
そして、まだまだ生態写真が極端に少ない、クロギンポです。
水面直下を移動していたウミウシも撮影。水面上に二次鰓が露出しないように、さりげなく体をねじって、二次鰓を水中にキープしつつ移動されておられます。いちおう説明しときますと、2個体いるんじゃなくて、水面が鏡のようになっているのでそこに写っているウミウシが撮影されております、はい。
そして、かわいいやつに出会えました。赤すぎんちゃん。
どんどんいろいろ撮りたくなるね。
GWの潮周りでは、5/6.7.8ぐらいしか超浅瀬で遊べるようにはならないね。前半に遊びに来る人たちはそーいうおつもりでお願いいたします。