2017年を振り返る毎年恒例の企画。スピッツ的生物ランキング。オーナーガイド、世古の独断と偏見がすべてのランキングです。でも、2017年版はもともと作るつもりもなかったです。そもそも夏に潜ってないダイビング屋さんなので、生物との出会いが少なかったです。毎年、このランキングを作成するにあたり、書きだめたログを見て、印象に残る写真を選んでいくのですが、そのリストにピックアップされる写真の数がとても少なかったです。とほほほ……
沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
次は4位。
甲殻類をふたつ。
両者とも同日、5/21のログに記載されております。
北部のビーチで出会えました。
特徴的な姿なので図鑑で簡単に判別できるかと思っていたのですが、見つけられなくて、やはりフェイスブックの「44の海の談話室」にて名前を教えていただきました。
オオオキナガニ、Heteropilumnus longipes ではないか……ということです。
名前を教えられてネットでググってみたのですが、このカニさん、なかなか出てこなかった。
聞けば、けっこうな稀種のようです。
講談社から出版されている「日本産蟹類」という書物に絵で載っているらしい。
そんな図鑑は私は持っていないので、アマゾンで販売されているのなら購入してみようとまたもやググってみた。
この図鑑、なんと1976年に出版されていて今は販売していなようです。
中古販売のみ。そしてそのお値段が!!
びっくり仰天の103556円。中古で品質が良くて高いものだと22万円!!!!
ず、図鑑って高いな~。
ポチッと「カートに入れる」ボタンをクリックできるはずもなく、呆れてウィンドウを閉じました。
5/21のダイビングで最後に出会ったのがこのきれいなコシオリエビの仲間。
こちらも名前がわからず、フェイスブックの「44の海の談話室」にて教えていただきました。
Galathea erythrina
和名はないってことです。
こちらはググってみると英語の論文が見られました。
しかし、この派手な体の赤ピンク色に薄いオレンジのハサミして、青い毛をはやすなんて……。
かなりショッキングな風貌です。そしてきれいだった~。
また会いたいけれど、難しいだろうな~。